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1日、日本選手権2回戦2試合が行われ、トップリーグ(TL)組のトヨタ自動車と東芝がそれぞれ近鉄(チャレンジシリーズ1位)と早大(大学選手権1位)に順当勝ちした。2年前にトヨタを破った再現を狙った権丈太郎主将率いる早大・権丈組は、ディフェンディングチャンピオン東芝の懐の深い“大人のラグビー”の前に47−24で敗れ去った。

試合は意外なかたちで動き出した。
開始4分。敵陣ゴール前でマイボールラインアウトのチャンスを得た早大は、FL小峰徹也がクリーンキャッチ。そのままモールを押し込み、最後はNO8豊田将万が押さえ込んだ。
トップリーグの中でもモールの強さは絶大と言える東芝に対して、ワセダが相手の最大の武器を打ち破って先制トライを挙げたのだ。
確かに、「大学日本一になるために鍵となる試合だと思っていた」(中竹監督)という大学選手権準決勝の帝京戦でもモールで決勝トライを奪って試合をものにしたことに象徴されるように、「強力FW」、「エリア・マネジメント」とセットになったモールプレーは、今季のワセダの大きな得点源だった。
それでも、モールの強さでTLを制してきた面もある東芝に対して、早大がそうやすやすモールでトライを取るとは、多くの人が思っていなかったはずだ。
当然ながら、この早大の先制トライに、1万3000人が客席を埋めた秩父宮ラグビー場は沸いた。
2年前の偉業を目の当たりにして、その興奮を再度味わうためにスタンドに陣取っていた人も少なくなかっただろう。あるいは、純粋に好ゲームを期待していた観客にとっても、それは完ぺきといっていい舞台の幕開きだった。
「歴史的瞬間に立ち会えるかも」
「ドキドキワクワクの80分間が楽しめるのでは」
トライを決めた豊田の躍動的なガッツポーズに呼応するように、現実的に決して多数とは言えない東芝ファンを除いて、秩父宮のスタンドには、これから起こることに対する期待感に溢れた、ポジティブな空気が広がった。
ただし、昨季までTLで3連覇、日本選手権でも2年連続優勝を果たしてきた王者・東芝は、モールで先制トライを許したくらいで慌てるようなチームではなかった。
2週間前のマイクロソフト杯(MS杯)準決勝で三洋電機にロスタイムでの逆転負けを喫していた東芝にとって、日本選手権の早大戦はTL勢との再戦を前に自分たちの強みを確認する重要な試合と位置付けられていた。
いきなりのカウンターを浴びたかっこうとなった王者は、むしろ、相手の先制パンチを自分たちのラグビーを取り戻す起爆剤とすることになる。
「ワセダの最初のトライで目が覚めた」(東芝SO廣瀬俊明主将)
この試合見てましたがすごく興奮しました。
豊田のトライが決まった時は「おや、もしかして」とか思いましたが、やっぱりダメでしたね。うーんww
正直モールは早稲田が勝っていたと思います。これからも頑張って欲しいです!